わらいぶくろ

pansar2006-12-04

周りにろくなうまい店も心踊るおしゃれスポットもない会社の周辺ですが、そんな中、日々わたしの心のよりどころとなっているのが、通り道にぽつりと建つ、小さいながらも充実した品揃えの100円ショップです。腹いっぱいの昼食後や、腹を空かせて早足になる帰宅時など、気づくと用もないのについ寄ってしまいます。

もう数ヶ月前のことになりますが、連日のようになにか買ったり買わなかったりしながらふらふらとこの店に寄っていて、ある日「お笑いぶくろ」という、「笑い袋」のパチもんのようなおもちゃを発見。小学生のころ、『りぼん』で「ちびまる子ちゃん」を愛読していた身としてはたまりません。ここぞとばかり、人へのプレゼント(もらったら嬉しいはず)用も合わせて5つほど購入したのですが、今手元に残るは2つ。

で、この残りの2つをずっと会社の引き出しにしまっていたのですが、先日、資料の本を探していたとき、引き出しの奥で指先に触れたやわらかげなものをちょっと強めにつまんだら、シーンとした社内に「うぇへへへふふあははははうぇへへへふふあははははうぇへへへふふあはははは」と、形容しがたい電子音が鳴り響きました。ふくろのわらいの、なんと長く感じられたことでしょう。

それに懲りて今は自分の部屋へ持ち帰ってきましたが、ただでさえ物で溢れかえっている机の上にこれらのふくろを置いておくと、余計な世話ながら、こんなに「無用の長物」という言葉の似合うものもないような気がしてきます。でもつい押してしまう。

「笑い袋」の本家・アイコのサイトを見てみると、笑い袋のほかにも「ゴマスリ袋」「モテモテ袋」「怒り袋」「祝儀袋」「恐妻天国」「亭主関白」「おとぼけ袋」「おなら袋」などの袋シリーズが(計11種類も!)展開されているということが分かりました。世の中は知らないことだらけです。

笑い袋誕生秘話の載っているアイコHP→http://www.aico.co.jp/waraibukuro.html


「笑い袋」はアマゾンでも売っているようです。…欲しい…。

笑い袋 男

笑い袋 男

笑い袋 女

笑い袋 女

笑い袋 カップル

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