掃除掃除掃除掃除

なんとか大そうじが終わりました。
ほぼ2日間一歩も外に出ず、死の家を読みながら、ベンヤミンを訳しながら、部屋中に散乱した本やCDや洋服やよく分からない紙類を延々と片し続けました。
至る所埃まみれで、今まで恐くて手がつけられなかったところも、マスクと眼鏡で果敢に対処致しました。
ただ、私の部屋は収納無しの四畳半なので、どう片しても収納場所が足りません。そこでぐるりと見まわすと、目に付いたバウンス、、。数年前からいつも律儀に貰ってきては取ってあったのですが、ずっとなんとなく捨てられず、数十センチ積み重なっておりました。良く考えて見ると、自分で買ったものでなし、読み返したりもしないので、今年こそ思いきって一気に捨ててしまいました。
と書くと男っぽいですが、ちょっと見返して見よう、と数年前の「今年のジャンルごとアルバムベスト10」といった類の特集を見て、これまだ買ってないやー、などとやり出し、巻末のpeople treeをいちいちチェックしていたら、あっという間に1時間以上経過していました!結局惜しくなったページだけ破って(!)、残りは全てゴミに出しました。去年はたしか同じようなことをやって、大量のテレビブロスを捨てたのですが、未だに昔の米国音楽とか、ロッキンオンとか、スタジオボイスとか、太陽とか、中学の頃に買っていた宝島とか、捨てられない(古本屋にもなんとなく売れない)雑誌類もたくさんありました、、。たぶん無くなっても何の支障もないんでしょうが、、。
掃除している間、埃の下から見つけたNICOのアルバム(camera obscura)を久々に聴いていたのですが、しびれました。chelsea girlももちろん好きなのですが、こちらはインダストリアルな響きのストイックな曲と、my funny valentine(彼女の歌うこの曲は何度聴いてもうっとりします!)のような曲が混在した全体の雰囲気が最高です!あとドイツ語の曲を歌っているのに気づいたのですが、これ誰の曲なんでしょう。で、今はこれを書きながらアルバムdesertshoreを聴いています。泣きそうです。ニコ!ニコ!
そういえば、わたしの祖父がやっていた不動産屋の名前は「ニコニコ不動産」でした。