イーホームズ

最近、パソコンを立ち上げると必ず巡回するサイトのひとつはどこかって、あの「イーホームズ株式会社」のサイト(http://www.ehomes.co.jp/index.html)で、目当てはその「トピックス」です。

http://www.ehomes.co.jp/SITE1PUB/sun/6/news/list1.html?t=1132554454308



耐震偽装問題に関連して、同社社長の藤田東吾氏が連日、かなり詳細な意見や情報を、マスコミ報道の補足や訂正などを含めてアップし続けています。
さすが、当事者の手によるものだけあり、各報道機関の短信記事よりも読み応えがあります。

きっこのブログ」「きっこの日記」だけでなく、ここら辺に関心をもたれている方はぜひこのイーホームズのサイトも読んでみると面白いのではないかと思います。


それにしても、当事者がマスコミを介さずに直接一次情報を出していく(その真偽はさておき)、ということは今後もますます増えていくのだろうと今回強く思いました。
「声を代弁する!」というマスコミが自認してきたひとつの大きな役割は今後減っていき、マスコミにはそれよりも、正確な裏取りに基づいた、責任ある調査報道がより強く求められてくるのでしょう。こうした流れは、個人的には歓迎です。

現行のようなマスコミのあり方だと、結局マスコミが響かせる「声の大きさ」に世論が染まりやすく、冷静な議論に繋がりにくい気がします。マスコミ情報以外にソースがないと、結局そうならざるを得ないということもあります。更に、そうした実態とは関係なく、個々のマスコミ人の自負する理想は「声にならぬ声をこそ拾って報道する!」というヒロイックなものだったりするからますます性質が悪いというか。

どこからどこまでがマスコミによって「編集」されたものか分からないような現場の「声」や切り貼りコメントなどの役割は、当事者が自分の責任において自分の声を明確に発することができるのであれば、もはや第一義的な意味は持ちえない気がします。こういう特徴は特にテレビに顕著ですが。


とか、なんかちょっとリンクを張っておこうと思っただけなのに、思わず長くなってしまいましたやばいやばい(笑)。
目前に課題が山積しているときに限っての連続更新という得意技をつい出してしまいましたが、もう本当にこのままだと自爆寸前なので、明日からはネット切断生活に入ろうかと思います。