じ、、地獄じゃあ!!!

アンテナサーフィン(?)をしていたら、町山氏の日記に突如日野日出志氏の絵がどーんと出てきて驚きました(http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040508)。町山氏の仰ること、まさに!という感じで、私も似たような漫画体験を致しました。それにしても、『地獄変』を描かれた時のエピソードは初めて知りました。先生こそパンクでいらっしゃいます(涙)。
我が家には、わたしがかつて(高校生の頃)集英社だかどこかのホラー漫画家サイン会に馳せ参じた際に、日出志先生直々に描いて頂いた色紙(あの魔太郎のような髪に目がぎょろりとした恐ろしい形相の男の子の絵に私の名前入り!)が宝物として眠っております。当時は嬉しくて嬉しくて自分の部屋の机の上に飾っておいたのですが、ずっと睨まれているようで落ち着かないため、今では日光を避けて大切に保管されています。

子供の頃、母は普通にガラスの仮面やらキャンディ・キャンディなどを買ってくれたのですが、亡父はわたしに自分が読んでいた三国志やら水滸伝などを読ませてくれる他になぜかホラー漫画をよく買ってきてくれ、漫画ならなんでもとりあえず喜んで読む子供の常として、訳も分らず胸ときめかせながら随分とどぎついものを読んではうなされた経験があります。
そんな父の影響でか、父と一緒にビデオ屋に行っても、ホラーものやスプラッターキョンシーやカンフーものばかりを借りたがる私に嫌な顔一つせず、むしろ「こっちのキョンシーのやつのが面白そうだぞ」などと言ってはやたらとそういものばかり借りてくれたのにはなにか教育的な意図があったのでしょうか。父は幼い頃映画館の目の前に住んでいたということで、しかもそこの経営者と祖父が知り合いで(うろ覚え)、かかる映画全てがタダで見放題だったということですが、それだけ見ておいて娘に見せたい映画がもっと他になかったのか、、、、、、未だに謎です。