ファンファーレ・チォカリーア!

pansar2004-08-23

今日はなんだかいろいろとあったので何から書いてよいのやら分かりませんが、ラーメン→水野晴郎を求めて→侍映画→ジプシーブラスの順で。
まずは渋谷の喜楽というラーメン屋で揚げ葱の香りの効いた醤油味の中華麺と、優しい味の五目麺、そして焼き餃子を食。麺の固さもちょうど良く、味は少々濃い目の王道ラーメンというかんじでなかなか美味しかったのですが、やはりわたしは一麺の方が、、、、としみじみとしてしまいました。
ここで乏しいラーメン経験値に関わらず思いの丈を述べておくと、わたしの中のトップラーメンは八王子にある「一麺」というお店の醤油ラーメンです。このお店は、多摩地区では超有名店であると思われる「みんみん」から暖簾分けを(でも名前が違いますが、、、?)したというのをどこかで読んだことがあるような気がするのですが(もしかしたら夢かもしれません)、一度だけ行ったみんみんよりも、数十回通ったこちらの方がもう、全然おい(、、、、後略)。刻み葱の乗った、あっさり醤油味のいわゆる八王子ラーメンなのですが、これがもう、スープまで全部飲み干しても全くもたれることも喉が痛くなることもないような絶妙な味具合!八王子に行かれる機会がありましたら、ぜひ一食をお勧めしておきます。
で、その足でこれまでコンビニを数十軒回ったのに一度もお目にかかったことのない水野晴郎のシネマ館(言わずと知れたカバヤから出ている(はずの)晴郎先生の解説付ナイス映画のDVD・1つ300円也!)を今日こそ一気に買っちまえ!(DVD見れないけど、、)と思って閉店間際のハンズへと滑り込みましたが、「お取り扱いしておりません」とのこと。、、、、いったいどこに行けば買えるのですか?
がっくりと肩を落としながらも、山中貞雄監督「丹下左膳余話 百萬両の壺」を見にユーロスペースへ。これ、今豊川悦司主演でリメイクされている関係で上映しているようなのですが、本当に傑作でした。会話は洗練されている、テンポも最高、役者は味のある人ばかりで、最高のエンターテインメントを満喫した1時間半でした。久々に映画館で、周りにつられてではなく本気で笑ってしまいました。豊悦のも見たい、、、。
と、大満足で映画館を後にしようとすると、突然鳴り響く陽気なブラスミュージック!!!!!
白黒のしっとりとした画面を見慣れた目に飛び込んできた、輝くばかりに陽気なバンドマン達!!!!
なにごとかと思ったら、ユーロスペースのもう一つのスクリーンにかかっている「炎のジプシー・プラス」の主役・ファンファーレ・チォカリーア(総勢10人くらい!)のミニライブでした!!!ノリノリで演奏しながら、ちょうど彼らの映画を上映し終わったスクリーンに続々と入っていくメンバーたち!!!沸き起こる大歓声!!!
気づいたらそのまま彼らの後ろにくっついていって、スクリーンと座席の間のかぶりつきで観ていました!!!!
いやあー、楽しくて楽しくて、頭がクラクラしました。彼らの、そのうち宙に躍り上がるんじゃないかというくらいの演奏っぷり!!!ずいぶん前に、やはり渋谷でクストリッツァの「SUPER8」を見たときも思いましたが、楽しいですねえこういうの!!!勢いでライブも行きたくなりましたが、チケットが高く断念。でも、白黒侍映画の後にシラフで心の準備もなく見てこれだけ頭に血が上るのですから、お酒でも飲みながら踊るスペースのあるところであんな演奏を聞いたら大変なことになりそうです。