2月22日

本日、東京国際フォーラムで今月末まで開催される「人体の不思議展」(http://www.jintai.co.jp/main.html)に行って参りました。
展示も凄かったのですが、一番気になったのが、結局これって一体どこの誰がやっている(主催・人体の不思議展実行委員会…)どういうものなんだ?というところで、ページを読んでもそこのところにどうも疑問が残り(カタログは未読)、いろいろと調べているうちにますます気になってきました。

ワイアードの2001年の記事にもなっていますが(http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20010521207.html)、こちら、どうも元はドイツの解剖学者グンター・フォン・ハーゲンス博士が発案した「プラスティネーション」という技術を使っているのではないかと思われますが、今回の展示ではこれを「プラストミック」と呼んでおり、どこがどう違うのか、よく分かりませんでした。
なお、本家と思われる「Koerperwelten (Body Worlds)」のサイトはこちら(http://www.koerperwelten.de/de/pages/home.asp)です。

ワイアードでは更に2004年にもハーゲン博士のアメリカでの展示についても記事になっています(http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20040910201.html)。


…といったようなことを帰ってから調べていたら、以上のような疑問点について書いてあるページを発見しました。非常によくまとまっているので、気になっていた方々、ぜひ一読をお勧めいたします!
http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/alphanet/ym/20050211/

しかしこういった展示、考えれば考えるほどに凄まじい企画ですね。宗教方面からよくぞ潰されなかったなあ、との感慨も。
まさにラディカル…。

会場には子供も多く来ていましたが、あんな皮膚が剥がれて輪切りになった人体や、全身血管の標本などを目にしてトラウマになったりしないのでしょうか。
わたしは子供の頃に上野の博物館で見た人間の頭部のミイラ(すごく小さい!)が未だに忘れられません。