イタリア紀行

こちらは久々の更新ですが、いろいろと、無事に終わりましたというご報告を、遠くのどこかでひそかに読んでくださっている方々へ、感謝の気持を込めて。

本当に、もうあと一瞬でも目を閉じたら奈落に滑り落ちて死ぬ!というくらいまで追い詰められなければ何も書き進められないという性分を遺憾なく発揮して、最後の方は1日5枚くらいを血反吐を吐きながら書き進め、なんとか無事に(締め切りを10日ほど過ぎてから)修論を提出できたわけですが、なにしろ指導教授にもほぼノー相談で孤独に一人書き続けてきたものだったため、教授陣の反応が大変不安だったのですが、口頭試問ではこちらが恐縮するほどの高評価というか大変なお褒めの言葉をいただき、更にお礼まで言われて恐縮しすぎて変なことを口走ってしまいました。
が、これで単位計算を間違ったりしていない限り修了はまず大丈夫なはずです。いろいろとお世話になりました皆様、どうもありがとうございました。

4月からは人文系の某小版元で編集の仕事を始めますが、その前に、卒業旅行というより、一度も飛行機に乗ったことのない母親と海外旅行へ、というコンセプトの元にイタリアを回ってきます。なお、今回の土産は「(ローマかフィレンツェサン・ジミニャーノヴェニスの)石ころ」で統一させていただく予定ですので、あらかじめご了承ください。
本当はゲーテがイタリアで見出したという「原植物」でも持ち帰りたいところですが、それは今回は諦めます。



新装版・ゲーテ全集11

新装版・ゲーテ全集11