ミートローフ

帰ってきたぜ、アイツが!「地獄のロック・ライダー」が(笑)!!!

テキサス出身の巨漢シンガー、ミートローフの代名詞的作品である『地獄のロック・ライダー(Bat Out of Hell)』の続々編『Bat Out of Hell III: The Monster Is Loose』(写真)がついにリリース! 壮大なスケール感を持った“ロック・オペラの名盤”が再び甦ります!


http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11781


詳しくは上のCDJournalのリンク先などをご参照、ということで、とりあえず一人で祝杯を(笑)。
いやー、「約13年ぶりのシリーズ最新作」だそうですが、私には未だセカンドアルバム『地獄のロック・ライダー2〜地獄への帰還(Bat Out of Hell II: Back Into Hell)』の頃の記憶が生々しいです。

初めてMTVで見たときは、「なんか変なデブがやたらロマンチックに歌い上げてる!」(I'd Do Anything for Love (But I Won't Do That)、のクリップ)と思ったものですが(笑)、そのうちひとりでこっそりとアルバムを買い集め、誰にも好きといえぬままに時は過ぎ、もうあれから10年以上経つのですね(笑)。

ということで、今夜は一人ミートローフ祭り@YouTubeを勝手に開催。
こう並べてみるといずれもものすごく暑苦しい感じですが、普通に名曲揃いです(笑)!


・Bat Out Of Hell 
http://www.youtube.com/watch?v=Cg5yNqIeLb4

・2 Out of 3 Ain't Bad
http://www.youtube.com/watch?v=VsRJnrGyZZU

・Dead Ringer For Love
http://www.youtube.com/watch?v=NGhoRRm0I5M

・I'd Do Anything For Love (But I Won't Do That)
http://www.youtube.com/watch?v=na77B00nDgo

・Objects In The Rear View Mirror
http://www.youtube.com/watch?v=_svYzYuh7_0

・Rock N' Roll Dreams Come Through
http://www.youtube.com/watch?v=kTlaZwnauvQ

Bat Out of Hell

Bat Out of Hell

Bat Out of Hell 2

Bat Out of Hell 2

Bat Out of Hell 3

Bat Out of Hell 3

Dead RingerBad AttitudeWelcome to the Neighborhood

祝!マイケル来日!!!

永遠のキング・オブ・ポップ、生ける伝説、そしてわが心のアイドル(笑)、マイケル・ジャクソン氏の来日を勝手に記念して、過去にYouTubeで検索しては深夜にひとり身悶えしながら見ていたマイケルのナイスな映像をいくつかひっそりとまとめておきます(笑)。
もう、マイケルが同じ日本にいるかと思うだけでソワソワして、落ち着かないといったらありません。


★ライブ映像

・1993年のデンジャラス初演(何度見ても震えます)
http://www.youtube.com/watch?v=RQz_0Z0nE2Q

・1983年、初のムーンウォークが披露されたbillie jean(踊りのキレが凄すぎます)
http://www.youtube.com/watch?v=rb8I8-dmAxs

・Smooth Criminalライブ・イン・メキシコ(レオタードっぽい衣装がなんともいえませんが、こんなのが見られたらその場で昇天しそうです)
http://www.youtube.com/watch?v=_y7ZuMJJtq4

・1993年のスーパーボールの合間のパフォーマンス。豪華メドレー!(女性スーパーギタリスト、ジェニファー・バトゥンも最高です)
http://www.youtube.com/watch?v=YmShFN-KGEU

・ソロ活動30周年記念スペシャル・ビリー・ジーン(最高の演出で泣けます)
http://www.youtube.com/watch?v=l74Y_p6or00


★PV (あまりにも多すぎるのでごく一部だけ…)

・Smooth CriminalフルヴァージョンPV
http://www.youtube.com/watch?v=sP5pEwJ8zXI

・ThrillerフルヴァージョンPV(これ、中学生のときに二か月分の小遣いを貯めて初めて買った音楽ビデオでした…)
http://www.youtube.com/watch?v=z4-IlviV8Ao

キャプテンEOフル・ヴァージョン(ディズニー・ランドに復活希望)
http://www.youtube.com/watch?v=ZFThn8SK47M

・In the closet(With ナオミ・キャンベル
http://www.youtube.com/watch?v=twEs3TkkEp0


ペプシCM集

・80年代(傑作。Feel the Pepsi way!)
http://www.youtube.com/watch?v=gCd7H5yUlc8

・1984年(?)。マイケルが火傷を負ったペプシCM。マイケル&ジャクソン5ライブ。
http://www.youtube.com/watch?v=EPXqv9V2jAk

(こちらは火傷のニュース→http://www.youtube.com/watch?v=QmpTpVRjnpg

・BADペプシ(これも豪華。The magic bigins! It's cool!)
http://www.youtube.com/watch?v=qlo-OaIzqaI

ペプシ・ボーイ
http://www.youtube.com/watch?v=hTocdgmfyEA

・1991年(マイケル、幼い頃のマイケルと競演する。やけにしんみりとする。I'll be there。)
http://www.youtube.com/watch?v=TGbWGe2ubLA

・90年代。ちょっとデヴィッド・リンチぽいです。
http://www.youtube.com/watch?v=UjNuUaIih1w


・これはペプシじゃなく、LA GearのCMです。
http://www.youtube.com/watch?v=P8CF0DogUkk


★マイケル・パロディー集(傑作ぞろいです)

まずはPVのパロディー。アル・ヤンコビック先生が大活躍です。要見比べ(笑)。


<Beat It>

・Beat It
http://www.youtube.com/watch?v=ni9SabJKdwA)と、
・Eat It(Al Yankovich)
http://www.youtube.com/watch?v=PPimiYS4qXM)。



<Bad>

・Bad
http://www.youtube.com/watch?v=PSWLKQMN34Y)と、

・Badder(子供Bad。何度見ても最高です)
http://www.youtube.com/watch?v=55PGtnQRuZ0)と、

・Fat(Al Yankovich)
http://www.youtube.com/watch?v=p9Zt8mn14hY)。


★Mad TV(ケーブルテレビで最もよく見た番組かもしれません)

・Action Jackson(素晴らしく凝ってます)
http://www.youtube.com/watch?v=KvoWwabC3JA

・Like I Am You(おもしろい)
http://www.youtube.com/watch?v=_wQ89FC6Mfk

サウスパーク
・The Jeffersons
http://www.youtube.com/watch?v=wDTONFz_kGI

★その他
Michael Jackson Vs Marta(はまってます)
http://www.youtube.com/watch?v=WrxGP4UU0q0

ニワトリより卵が先

日本語版CNNのサイトを読んでいたらこんなニュースが!

「ニワトリより卵が先」 英学者らが「結論」

2006.05.26
Web posted at: 21:37 JST
CNN/


ロンドン――卵が先か、ニワトリが先か。長年にわたり、学者から酒場の酔っ払いまでを巻き込んできた疑問に、英国の遺伝学者と哲学者、養鶏家の計3人でつくるチームが結論を出したと主張している。


彼らの言う「結論」は――「卵」だ。


生物の遺伝物質は生きている間には変わらない、というのがその理由。ニワトリ以外の鳥が途中でニワトリになることはなく、ニワトリの遺伝物質をもった卵を生むこともないという理屈だ。


このことから彼らは、最初のニワトリは卵の中でニワトリの遺伝物質をもつようになったと主張。この「進化した卵」こそ、現在数多あるニワトリの卵の最初だったとしている。


http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200605260024.html


この結論、「映画「チキン・リトル」のDVDの宣伝として、発売元のディズニーが学者たち〔英国の遺伝学者と哲学者、養鶏家の計3人でつくるチーム〕に依頼して」まとめた、というところが微妙な胡散臭さを醸し出していますが(笑)、読んでみたら至って真っ当な話でした。


途中で出てくる、「「進化した卵」がニワトリ以外の鳥から生まれたのだとしたら、それはニワトリの卵とは呼べないのではないかという主張については、「ニワトリが中にいるのなら、それはニワトリの卵だ。カンガルーが温めていた卵からダチョウが生まれたら、それはカンガルーの卵ではなくダチョウの卵だ」(哲学者)」という、そのやりとりはプラトンの対話篇ですか、『哲学者列伝』ですか(笑)という箇所も素敵でしたが、本家CNNの方の該当ニュースを見てみたら、この「哲学者」はロンドンのキングズ・カレッジのDavid Papineau教授だそうです。そういう固有名詞を抜かした翻訳記事はまずいだろうと思うのですが…謎です(笑)。


関連リンク:

・本家CNN.comの該当ニュース"Chicken and egg debate unscrambled"
http://www.cnn.com/2006/TECH/science/05/26/chicken.egg/index.html


・gooニュース【こぼれ話】卵がニワトリより先=古くからの論争に決着?−英紙 (こちらの方が固有名などきちんと出ています)
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/science/20060526/060525234233.htfd73wq.html


・Professor David Papineauの大学のサイト
http://www.kcl.ac.uk/kis/schools/hums/philosophy/staff/d_papineau.html


人力検索はてなの質問「「ニワトリが先か卵が先か」わかりやすく説明しているページを教えてください。」(このリンク先、おもしろかったです。)
http://q.hatena.ne.jp/1073449648


・おまけ:ホテルのスクランブルドエッグ レシピ(うまい)
http://recipe.gourmet.yahoo.co.jp/C000759/



ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1)

ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1)

ゴルギアス (岩波文庫)

ゴルギアス (岩波文庫)

チキン・リトル [DVD]

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The Roots of Reason: Philosophical Essays on Rationality, Evolution, And Probability

The Roots of Reason: Philosophical Essays on Rationality, Evolution, And Probability

「スランだ!殺せ!」「追いかけてくるのは死!待ちうけるのは恐怖!

森脇森脇おんなのこ物語おんなのこ物語と言っていたら、心ある友人が誕生日プレゼントとして森脇真末味の『緑茶夢―スラン―』、そしてA・E・ヴァン・ヴォクト(ヴォート?)の『スラン』のセットを贈ってくれました。
『緑茶夢』の方もなかなか面白かったのですが、『スラン』の方を夢中になって読み終わった頃には、やがて自分にも触毛が生えてきて、純スランにならないともいえない、などという、読まれたらたまらない思念がむくむくと湧いてきました。

この『スラン』、『おんなのこ物語』で水野が八角に、

水野「これ読んでみろ」(本を差し出して)
八角「……スラン?」
水野「おれのバンドの名だ」「昨日決めたバンド名さ すこしずつ形になってきたよ おこるかい?」
八角「いいや水野の自由だから……」「だけどこれ”ステッカー”と名前がにてるね」
水野「ばかいえ 意味が全然ちがうだろ これはな」
仲尾「なんの話しだい?」
水野「い いや……本の話」
仲尾「どんな?」
水野「どんなって」「あ!おれバイトだったんだ」「じゃな八角」「さいなら仲尾さん」

という場面で出てくるのですが(笑)、読んでみたら、ハッハーン!という感じで、とにかく面白いのなんのってもう!
森脇さんは後にSF作品も描かれているだけあって(未読)、自分の漫画に登場するバンド名をここから採るなんて、素敵じゃないか?

この『スラン』(1940)、SF方面に滅法暗い私はこれまで全くノーチェックだったのですが、ミュータントもののはしりというか、超古典的名作だそうで、たしかにジェットコースターのような話の展開にありとあらゆるSF的要素がこれでもかというくらいに詰まった傑作でした。純スラン・無触毛スラン・人間、という三つの種族の、互いに相手を絶滅させようとするような絶望的な対立と、超人的な(純スランだから!)能力と意志でなんとか対立を終わらせようとする主人公、という設定も、時代背景を考えると非常に切実なものだったような気がします。

特に読んでいて面白かったのは「読心」の描写で、まあ実際自分がこんなことをされたらひとたまりもないというか、碌なことを考えていないのでまさに悶絶死ものですが、人が読心されているのは面白かった(笑)。
で、登場人物同士の出会いがこんなに劇的な作品もそうそうないんじゃないかと思いましたが、ジョミーとキャスリーンが車の中で二人まどろんでいる場面など、なんかすごいラブシーンだと思いました。
ここをたまたま読んで下さった方の中にはまだこの作品を未読の方もいると思うので詳しくは書きませんが、え、そんなのアリですか!?というその後の急展開には、しばし自分の脳を撃たれたような衝撃が(笑)。と笑っていますが、そこを読んだときには本気で泣きたくなりました(笑)。

そろそろ『ブルームーン』を読みたいところですが、なかなか手に入りづらいようなので、ハヤカワ文庫の『天使の顔写真』『アンダー』あたりから読んでみようかと思います。

緑茶夢(グリーンティードリーム)―スラン (小学館文庫)

緑茶夢(グリーンティードリーム)―スラン (小学館文庫)

スラン (ハヤカワ文庫 SF 234)

スラン (ハヤカワ文庫 SF 234)

天使の顔写真 (ハヤカワ文庫 JA)

天使の顔写真 (ハヤカワ文庫 JA)

アンダー (ハヤカワ文庫 JA (680))

アンダー (ハヤカワ文庫 JA (680))

襲来

28の誕生日であった本日、家に羽蟻が大発生しました。

正確に言うと昨日の夜、なのですが、ほぼ一人で羽蟻に立ち向かった母によると、本来は青い風呂場の壁や床が、蠢く大量の羽蟻で真っ黒になっていたそうです。私が見たときには既にバラバラと疎らに落ちる羽蟻の羽くらいしか残っていませんでしたが、見たら気絶していたかもしれないので、見なかった幸運を誕生日プレゼントと解釈することにしました。

十年くらい前にも一度家に羽蟻が発生したことがあったのですが、そのときの、寝室の障子が黒くなっていた光景は未だに鮮烈です。

それからはずっと何も出てくる様子もなかったのですが、一昨年も小規模な羽蟻発生やネズミ襲来があったことを思うと、そろそろ本当にこのボロ家も駄目なのかもしれません。
東京に大地震が来て、もしも無事に生き残ったら、そのときに新たに建て直せばいい、という方針でやってきたのですが、このままだと地震の前に羽蟻やネズミに食い潰されるかもしれません。


気を取り直して。
ハッピーバースデー(おめでとう自分)!

孤独のグルメ

売り上げ金の一部から、「これ、君にそっくり」と言われて薦められた漫画『孤独のグルメ』を買って早速読んでみましたが、たしかに食べているときの視線の彷徨わせ方や内的独白がそっくりでした。他人からそう指摘されるということは、内的独白ではなく思考が全部ダダ漏れしているということでしょうか。
それにしても本当に素晴らしい漫画です。あんまり良いので2冊買いたいくらいです。

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

孤独のグルメ

第二回 一箱古本市 売り上げ

ユリイカ』 昔の 10円 (昔ブックオフで購入)
ユリイカ』 昔の 10円 (昔ブックオフで購入)
スタジオボイス』 昔の 50円
『Relax』 特集 ビーチボーイズ 50円
『ドイツの200冊』 50円 (拾った本)
『経験と超越』 饗庭孝男 50円 
芸術新潮』 特集 桂離宮 50円 
『岩波講座 文学』 50円 (昔ブックオフで購入)
秋のドイツ』 ユーロスペース発行の映画パンフ 50円 (専門店では3千円もする!)
『鉛の時代』 ユーロスペース発行の映画パンフ 50円 
『さよならにっぽん』 大友克洋 50円
田舎司祭の日記』 ベルナノス 50円
『近代建築とデザイン』 川添登、高見堅志郎 (昔古本屋で50円で買った)50円
シュリンクス・パーン』 山岸凉子 100円
『東京人』 特集 神田神保町 150円
『東京人』 特集 同潤会アパート 150円
『東京人』 昔の 150円
『貧乏サヴァラン』 森茉莉 150円
『夏のおわりのト短調』 大島弓子 150円
『妖怪まんだら』 水木しげる 150円 (似たようなのが増えすぎたため放出)
『身体の現象学』 市川浩 200円
Beatles in Tokyo』 浅井慎平 200円
『20世紀文学映画館』 大内一憲、近藤雅和 100円 (ブックオフで100円)
人喰い鬼のお愉しみ』 ダニエル・ペナック 300円
『美食倶楽部』 谷崎潤一郎 300円
『棒がいっぽん』 高野文子 300円
パタゴニア』 ブルース・チャトウィン 400円
『ドイツ・ロマン派全集』 第1巻 ティーク 400円
『フランスの大聖堂』 オーギュスト・ロダン 400円
『ハッピーノート』 草野たき、ともこ・エヴァーソン 500円(福音館からの貰い物)
『征地球論』 藤子不二雄 500円
『映画・日常の実験』 かわなかのぶひろ 500円
『美学理論』 アドルノ 英語版 500円 
『零度の文学』 バルト 500円
『文学空間』 ブランショ 600円 (ちょっと安くしすぎた…)
妹島和世読本』 600円 
『ハリウッド映画史講義』 蓮實重彦 800円
『哲学的・政治的プロフィール』 上巻のみ ハーバーマス 1000円


以上です。
見るからに古本ぽいラインナップですが、こういう感じの本、部屋にも倉庫にもまだ山のようにあります。売っても売っても一向に片付きません。